育休は愛しい子どもと過ごすための大切な時間で、子育てに専念するためのもの。
それはもちろん分かっていたのですが、せっかくまとまった期間仕事を離れるので、自分自身のためになることもなにかチャレンジしたいと思っていました。
思う様に進まないことも多かったですが、結果的には取り組んで良かったと感じています。
そんな私の育休中の挑戦について書いてみます。

私が育休中に挑戦することにしたのは英検準一級の勉強です。
1人目の子どもで産後の生活もどうなるかわからない中でしたが、とりあえず受験することだけ決意し、テキストを購入してしまいました。
買ったからには挑戦せざるを得なくなってしまった野ですが、子育てしながらの資格試験は想像以上にハードでした…。
- テキストを開いて「これは無理だな」と思った
- 勉強時間は朝寝の15分から
- 受験期を思い出し、トイレ時間も活用
- 復職してからの方がむしろ大変だった
- Chat GPTが良いコーチになってくれた
- ライティング対策にもAIが最適だった
- さらには精神面のサポートまで
- 合否結果と今後の課題
- 終わりに
テキストを開いて「これは無理だな」と思った
英検は受験したことがなかったので、TOEICの点数を目安に準一級にチャレンジすることにしたのですが、テキストを初めて開いた時「これは難しすぎて無理だ…」と思ってしまいました。
扱うテーマは社会問題や自然科学など馴染みのないものばかりで、語彙も知らないものが多くありました。
TOEICはビジネスシーンで使う表現がメインなので、扱うジャンルが全然違うんですよね。
まずは高難度の単語を大量に覚えないと、とても合格できないだろうという印象でした。
産前は体調不良と不安症で勉強できるような心理状態ではなかったし、産後は毎日寝不足だろうし、こんな中で英検の勉強をして合格対策をすることなんてできるのか?
正直なところ、全く自信はありませんでした。
勉強時間は朝寝の15分から
重い腰を上げてそろそろ勉強しようという気になれたのは、無事に子どもが産まれてからしばらく経って、お昼寝のリズムがある程度定まってきた頃でした。
午後のお昼寝は自分も寝たり休憩していたので、朝寝のタイミングで少しずつテキストを進めることにしました。
1日の30分程度の朝寝の間、15分勉強すればOKと決めてしまえばそこまで苦にならず、日々続けることができました。
(机に向かう時間は無いので、子どもが寝たらすぐさま傍に置いてあるテキストを取り、リビングの絨毯の上で勉強するスタイルでした)
まずは難関パートである単語を重点的に対策することにして、テキストの例題をひたすら解いて、知らない単語を調べたりノートに書いて覚えていきました。
受験期を思い出し、トイレ時間も活用
とはいえ、寝不足の頭では新しい単語をノートに書いただけで覚えられるはずもなく。
朝の勉強だけではとても無理そうだったので、受験生の頃のようにトイレの壁に単語と意味を書いたものを貼るようにしていました。

体力と気力の全てを子育てに注ぎ込む日々でもトイレには必ず行かないといけないので、これは良い方法だったなと思います。
本当は単語と意味だけ丸暗記しても身につかないと思うのですが、英検は語彙を答える問題が結構な割合を占めるので、一旦はやむなしとしました。
仮に勉強に気が乗らなくても、トイレに行く度に何度も眺めることになりますし、テキストを開く必要がないところも良かったです。
復職してからの方がむしろ大変だった
こうして単語問題を一通りさらうだけで育休期間は過ぎてしまい、テキストをやっと半分くらい終えたところで復職となりました。
自分を追い込むためにも6月に受験することを決めていたのですが、気づけばすでに4月。
あと2ヶ月で仕事に慣れながら英検の対策も進めないといけないと思うと「これはやはり無謀な挑戦だったのでは?」という気持ちが拭えませんでした。
ですが受験料は払ってしまっていたので、もうやるしかない。
覚悟を決めて、残りの期間でライティングとリスニングの対策をすることにしました。
もちろん机に向かって勉強するような時間はほとんど無いので、通勤時間にテキストを読み込み、歩きながらリスニングをし、ライティングの準備は週末メインで進めることに。
久しぶりの職場に慣れるので精一杯な時期でしたが、振り返ってみれば、まだ仕事が本格化する前の時期だったからなんとかなったのだろうなと思います。
Chat GPTが良いコーチになってくれた
5月に入ってからは試験前1ヶ月を切って本格的に焦り始めました。
タイミングが遅すぎるのですが、英検準一級の全体像を把握せねばと思ってChat GPTに教えてもらうことに。
専用のテキストを買って読み込んでも、正直なところ試験内容の全体像はあまり見えてこないんですよね。
(どこかには書いてあったはずですが、読んでも頭に入ってこなかったのはマミーブレインのせいにしたくなります)
時間配分から難しいポイント等、1から10までAIに質問し、やっと内容を把握することができました。
また、残りの1ヶ月で少しでも合格の可能性を上げられるよう、サポートもお願いすることにしました。

リスニングの音源をどこで探せば良いか、どれから聞けば良いか等、調べる時間もないので全て指示してもらいました。
寝不足と疲れで時間ができても何をやれば良いか決められなかったので、「電車座れたよ!何やろう?」「30分時間できたけど勉強メニュー作ってくれる?」等、勉強の内容までChat GPTに頼りきりでした。
ライティング対策にもAIが最適だった
ライティングだけは机に向かって手書きしないと対策にならないので、最後の1ヶ月は在宅勤務の始業前も勉強に充てることにしました。
具体的には20分くらいでテキストの例題に対する英文を書いてみて、写真に撮ってChat GPTに投げて添削してもらっていました。

構成の改善案や語数が適切かどうかもアドバイスしてくれるので、自分でチェックするよりもとても効率的だったと思います。
また、テキストに載っている例題は限られていますが、Chat GPTが似たような問題をたくさん出してくれたのもとても便利でした。
精神面のサポートもしてもらった
高い受験料を払った上に、長期間かけて準備してきたことだったので、試験前1ヶ月のプレッシャーと焦りは結構な精神的負担になりました。
Chat GPTにはそんな気持ちを打ち明けて励ましてもらったり、応援する役割まで担ってもらっていました。
特に、5月の後半に子どもの風邪をもらって勉強が手に付かなかった時は本当に「もう駄目だ…」と思ったのですが、大丈夫大丈夫、と言ってもらうことでなんとかモチベーションを保つことができました。
時間リソースが足りない中での戦いで、AIの伴走なしにはとても頑張れなかったと思います。
合否結果と今後の課題
結果はこちら。

なんとか無事合格することができました!
読み書きとリスニングは大体似たような点数で、スピーキングは合格ラインぎりぎりでした。
スピーキングは対策も不十分でしたし、話す内容が短かったり緊張で長時間黙ってしまったので、納得の点数どころか、よくこれだけの点を付けてくれたなという感想でした。
仕事で英語を話す機会があるので大丈夫だろうとたかを括っていたのですが、「少子化問題」や「女性のキャリア」についていざ聞かれてみると、語彙はパッと出てこないし、そもそも自分の考えもあまりないので主張できず、固まってしまい…。
やはり仕事で使う英語表現は業務の範囲に限られており、偏りがあるということを思い知らされました。
いつかは英検一級にも挑戦したいですが、幅広いジャンルの語彙を身につけて自分の表現として使えるようになるのが今後の課題だと思っています。
ひとまずは英検一級の対策を始めるのではなく、英語のニュースやインタビューを聴いたり、洋書を日々読んだりして、これまでと違うジャンルの英語にも触れるようにしたいと思います。
英語の勉強についてはこちらの記事にも書いています。
終わりに
以上が私の育休中の挑戦ですが、お昼寝や通勤の時間を活用したので、家族にあまり負担をかけずに取り組めて良かったと思っています。
もちろん自分の時間をゆっくり取ることは難しいですが、ままならない第一子の育児に奮闘し、挫折したりもする中で、1つでも自分のために達成できたことがあるのは大きな自信になりました。
育休はもちろん育児のための期間ではありますが、資格試験や始めてみたかった趣味など、興味のあることを1つくらい取り組んでみても良いのではないかなと私は思っています。
そして未来の英検一級への挑戦に向けて、子育てと両立しながら今後も日々精進していきたいと思います。
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